1.設立と歴史

「全国まなべ会」は昭和56年8月、初代会長・故真鍋藤治氏の提唱により、全国の有志21名が瀬戸内海の「まなべ島」に集い結成した、日本で最大の氏族会です。また、本会は日本氏族連絡協議会にも所属しています。

2.会名の由来

「まなべ」とひらがなの会名ですが、「まなべ」は眞鍋・真鍋・真部・真辺・真邊・間鍋・間部・間辺・曲直部、また転じた田辺・田邊・三鍋・石鍋等があり、何れも同根として会名表記を「まなべ」と表しています。

3.本会の目的

会則第3条より「本会は会員相互の親睦と融和交流を図り、先祖を崇拝し、子孫の繁栄を願い、誇りあるまなべ氏に関する資料、古文書、史跡等の収集、調査、研究を行い、その成果を子孫に伝承する事を目的とする。」と定められています。

4.組織の発展

第2代目会長・故真鍋弘氏の熱意と手腕により、年々組織が発展拡大を続け、現在は20都道府県に各地区まなべ会が結成され、全国会員約3,000名(家族会員を含む)を擁する組織となっています。

5.主な活動

毎年、各地区のまなべ会が担当し「全国まなべ一族の先祖祭り」(全国大会)を開催しています。全国各地よりご家族を含め100名以上の会員が参加し、一族一門の絆を深め、親睦の輪を広げております。

6.運営について

本会は全国役員334名(顧問、理事、評議員。平成17年3月1日現在)の年会費、及び一般会員の会報助成金で運営されています。

7.会費について

入会金は不要です。会費は次のとおりです。
(1)顧問、理事の方:年額5,000円
(2)評議員の方:年額3,000円
(3)一般会員:無料(但し、会報助成金として年額1,000円をお願いしております)

8.会報・名簿

会報は年1回以上、全国役員名簿は2年に1回発行し、無料配布しております。但し、全国役員名簿は全国評議員以上の役員の方々のみに配布しております。(一般会員名簿は発行しておりません。)

9.まなべの碑

平成5年10月、先祖発祥の地といわれる「まなべ島」に、ご先祖への報恩と子孫の繁栄を祈念する「まなべの碑」と、会員各自の氏名を彫刻した「千人碑」を建立しました。今日では、まなべ一族のメッカとなり、多くのまなべさんが訪れています。

有意義で、肩の凝らない親睦の会です

全国まなべ会は、ルーツに関する情報も得られる、親睦を中心にした会です。政治団体、宗教団体、また営利を目的とした団体ではありません。趣旨にご賛同いただける方は、老若男女を問いませんので、ぜひそれぞれの地区まなべ会にご加入ください。